リフォームで玄関を増築する場合の費用と注意点を紹介!快適な玄関へ
家族が増えると靴の量も増えて、玄関が手狭になってしまいますよね。
もう少し玄関が広ければ、もう少し収納が多ければ便利になるのに・・・と思ったことはありませんか?
二世帯同居している方なら、メインの玄関のほかにもうひとつ玄関があるとお互いのプライバシーも守られていいですよね。
- 玄関を広くしたい!
- もうひとつ玄関が欲しい!
そんなときにはリフォームで玄関を増築するのはどうでしょうか。
この記事ではリフォームの目的ごとの費用とリフォームを行うときの注意点についてまとめました。
リフォームした後で「何だかイメージと違うな・・・」「何だか使いづらいな・・・」とならないためにも、リフォームの目的をきちんと決めて計画を進めていきましょう!
リフォームで玄関を増築する場合の費用
家族が増えると靴の数も増えます。
靴だけの問題であれば収納を増やせば解決ですが、家族でお出かけするときなど手狭に感じることも多くなりますよね。
子供が大きくなると、通勤・通学の時間が重なって朝の玄関が大混雑!ということもありえます。
そんな時は玄関を広くしたり、別の場所にもう一つ玄関を作るなど玄関の増築を行うとゆったりと使えて便利です。
玄関の増築費用は広さや使う材料によっても違いますが、だいたい50万円以下で行うことができるんです!
- 既存の玄関を広くする。
- 既存の玄関を残したまま、第二玄関を作る。
- 既存の玄関を潰して、玄関を新設する。
- 二階に玄関を作る。
という4つのパターンに分けて費用相場を詳しく紹介します。
■既存の玄関を広くする場合
もともとの玄関を少し大きくするようなリフォームです。
費用相場は30万円~60万円程度。
「今の玄関が手狭になった」という時におすすめです。
既存の玄関と床や壁の素材を統一する必要があるため、次に紹介する「第二玄関を作る」という方法よりも少し高くなります。
■既存の玄関を残したまま、第二玄関を作る場合
もともとの玄関を残したまま、もう一つ別な場所に玄関を作るリフォームです。
費用相場は25万円~30万円程度。
「二世帯なのでプライバシーを確保したい」
「メイン玄関の反対側にも玄関があれば便利」
という時におすすめです。
■既存の玄関を潰して、新たに玄関を設置する場合
もともとの玄関は解体し、少し大きな玄関を作ったり別の場所に玄関を作るようなリフォームです。
まるごと交換するとか別の場所に移動するイメージですね。
費用相場は30万円~45万円程度。
「玄関が手狭になった」
「別の場所に玄関がある方が便利」
「いっそガラッと変えたい!」
という時におすすめです。
既存の玄関を広くするリフォームでは、玄関の一部だけ新しくなるので周りの古い部分が気になってしまいます。
このリフォームでは玄関全部が丸ごと新しくなるため、そういった心配がないのがいいですね。
■二階に玄関を作る場合
二階部分に玄関を新しく作るリフォームです。
費用相場は100万円~120万円程度。
外階段を設置する必要があるため、他の方法と比べて高額です。
親世帯と子世帯が1階と2階に分かれて住んでいる場合などにおすすめです。
■各リフォームの費用内訳
それぞれの費用内訳は次のようになります。
内容 | 金額 |
玄関ドア | 12万円~35万円 |
ドア取り付け費 | 3万円~6万円 |
床の下地と天井の補修 | 1万円~5万円 |
クロス張り | 4万円~10万円 |
土間・タイル工事 | 5万円~10万円 |
収納工事 | 5万円~25万円 |
階段設置(2階に作る場合) | 50万円~90万円 |
壁造作(既存の玄関を解体する場合) | 10万円~15万円 |
当然ですが、こだわればこだわるほど費用も高額になるので注意してくださいね。
リフォームで玄関を増築する場合の注意点
玄関の増設リフォームをするときには注意することが4つあります。
トラブルを避けるためにも、しっかり考えておきましょう!
■ご近所さんへの配慮を忘れずに!
玄関を別の場所に移したり、別の場所にもう一つ作ったりする場合、場所によってはご近所さんの迷惑になります。
玄関は人が出入りする場所ですから、ちょっと気になりますよね。
リフォームをした後で「こんな場所に玄関作られたら迷惑!」と苦情が来ることもあります。
実際にリフォームを始める前に、ご近所さんに確認しておくのがいいですね。
また、工事が始まると騒音で迷惑をかけてしまうので事前に挨拶しておくことも大切です。
■スペースの確保について考えよう
複数人で同時に玄関を使う場合、スペースの確保が問題です。
特に、ドアを開けたときにどのくらいのスペースがあれば避けられるのかしっかり計算しておくようにしましょう。
スペースが足りないとドアにぶつかったり雨に濡れたりします。
どうしてもスペースの確保が難しい場合は玄関ドアを引き戸にするのがおすすめです。
■補助金をチェック!
バリアフリーのために玄関の増築をするのであれば、補助金が出る可能性があります。
後から気づいても遡って申請することができなかったりするので、事前に補助金情報を調べておきましょう。
補助金制度に詳しいリフォーム会社か各自治体に問い合わせるといいですよ。
玄関の増築リフォームまとめ
今回のまとめは、以下の通りです。
- 既存の玄関を広くする場合、費用相場は30万円~60万円程度。
- 第二玄関を作る場合、費用相場は25万円~30万円程度。
- 既存の玄関を解体し、新しく玄関を作る場合、費用相場は30万円~45万円程度。
- 2階に玄関を作る場合、費用相場は100万円~120万円程度。
- 玄関の位置によってはご近所さんの迷惑になるため、事前に相談しておく。
- ドアを開けたときにどのくらいのスペースが必要かを計算しておく。
- バリアフリーのためのリフォームは補助金が出る可能性がある。
玄関の増築について、パターン別の費用相場と注意点を紹介しました。
僕にとって玄関は、外から帰ってきてホッと一息つく最初の空間であり「くつろぎモード」にスイッチを切り替える重要な場所だと思っています。
増築で広く快適な玄関になれば、外に出かけるのも家に帰ってくるのもきっと楽しみになるはずです。
玄関をどんな風に使いたいのか、そのイメージをしっかり持ち素敵なリフォームを叶えてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。