リクシルの玄関ドアが凄い! !引き戸を1日で簡単リフォーム!
昔ながらの日本家屋の玄関といえば引き戸。
格子状の木や金物の間にすりガラスや障子がはめ込まれている戸は、誰でも想像できるのではないでしょうか?
そんな玄関ドアの定番だった引き戸ですが、近年では外開き扉が主流となってきました。
最近は、気密性や防犯上の理由で引き戸は良くないというイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
『玄関のリフォームをしたいけど、時間もお金もかかるしなぁ』と躊躇している方。
『引き戸は良くないって聞くし、開き扉にリフォームしようかな』とお考えの方。
『誰かオススメを教えて!』と調べすぎて投げ出し気味の方。
実は引き戸にも魅力がたっぷりあるんですよ!
今回は、引き戸の魅力はもちろんのこと、リクシルのリフォーム用引き戸「リシェント」をピックアップして、なにがどう凄いのかを皆様にお伝えできればと思います。
引き戸のメリット・デメリットは?
引き戸とは、横にスライドさせて開閉する扉のことを指します。大抵は溝やレールの上を滑る構造になっています。
引き戸は日本家屋では定番の戸の種類で、片引き戸や引違い戸をはじめ、3枚や4枚の扉のものもあります。
そんな日本人には馴染みの深い引き戸ですが、特徴をまとめてみました。
・開き戸に比べて開閉に力がいらない
・戸の開き具合を自由に調節できる(開けっ放しにしておく、換気のために少しだけ開けておく、など)
・デットスペースがない
引き戸の最大の特徴は戸の開閉が自由にできることです。
開き扉の場合、製品にもよりますが、扉を開けると自動的に閉まっていく構造になっています。
そのため、少しだけ開けて換気をしたり、扉を開けておいて荷物を出し入れするということが難しいです。
それに比べて引き戸は、人が動かさない限り勝手に閉まることはありません。
換気をしたいときに少しだけ戸を開けておいたり、大きな荷物をたくさん運び込みたいときに開けっ放しにしておくことができます。
この特徴は、介護を必要とする家庭や小さなお子さんのいる家庭で重宝されており、引き戸を選択する大きな理由となっています。
また、開き扉の場合にはデッドスペースが存在しますが、引き戸の場合はありません。
デッドスペースがないと、物を置くスペースが増えます。
さらに、玄関の戸ギリギリまで荷物を運んでから戸を開けて搬入することできるので、荷物の運び込みが簡単、などのメリットがあります。
一方で引き戸には悪い点もあります。
・断熱性、気密性、遮音性が低い
・防犯性が低い
引き戸は開き扉に比べて戸が薄く、また戸と戸の間に隙間が生じる為、断熱性が低くなります。
この隙間は、空気や音が入り込むだけでなく、泥棒に狙われやすいポイントにもなっています。
リクシルのリフォーム用玄関ドア「リシェント」
近年では引き戸のデメリットを補うよう、気密性や防犯性を高めた製品を各社開発しています。
その中で今回僕は、リクシルの『リシェント』という製品をお勧めしたいと思います。
■リクシルの「リシェント」おすすめポイント1:防犯性が高い
引き戸のデメリットの中でも一番怖いのが防犯性が低いこと。
介護が必要なご家庭や小さなお子さんのいるご家庭にこそオススメの引き戸となれば、なおさらです。
リシェントでは鍵が2つついている「2ロック」を標準装備しています。
泥棒に狙われやすいのは短時間で開けることの出来る戸です。
鍵が1つだけの戸と2つついている戸では、単純に考えて解錠に2倍の時間がかかるということ。
「そんなことで!?」と思われるかもしれませんが、見た目だけで侵入を諦めさせる効果もあると言われています。
また、鍵の構造にも工夫がされており、ピッキング対策に有効なディンブルキーを採用しています。
引用:LIXIL
リクシルの戸についているディンブルキー(DNキー)は耐ピッキング性能は10分以上となっています。
また、引き戸の場合、鎌錠(かまじょう)という種類の錠で戸と枠を繋いで鍵をかけますが、リシェントではしっかりとかみあわせて抜けにくい構造となっています。
鎌錠とは
主に引き戸に用いる鍵。鎌のような形をしたボトルの先端を回転させ、戸の枠にある受け座に引っ掛けて施錠する。
引用:コトバンク
引用:アトムダイレクトショップ
戸枠側に左の穴の空いた金具を取り付けて、戸側に右のフックのような金具(鎌)をつけるイメージです。
鍵の形によっては、隙間から鎌の部分を外すことができてしまうものもありますが、リシェントについている金具はそういったこじ開けができにくい構造になっています。
引用:LIXIL
上の図の左側を見てみましょう。鍵を鍵穴に挿して開ける「手動」タイプの戸の場合、戸先の1箇所に上記のような鎌錠がつき、戸と戸の重なる部分に2つの戸をつなぐタイプの錠がつきます。
右側の図の「エントリーシステム」タイプの戸の場合、戸先2箇所に鎌錠がつきます。
[box class="blue_box" title="エントリーシステムとは"]
駅の改札で、切符ではなくICカードをかざして通れるように、戸に鍵穴がない代わりに、事前に登録してある携帯や専用のカードをかざすことで解錠できるシステムのことです。
他にもキーレスの車のように、小さなリモコンのような鍵についているボタンを押すだけで解錠できたり、鍵をカバンの中に入れたまま戸に付いているボタンを押すだけで解錠できる戸もあります。[/box]
さらに全デザインで使用されるガラスを「防犯合わせガラス」に変更することも可能です。
このガラスは耐貫通性に優れており、ガラス破り対策に効果的です。
ガラス破りと合わせて備えておきたいのがサムターン回しによる被害。
サムターンとは、ドアの内側についている錠の開け閉めを行うためのつまみのことです。
引用:MIWA
「サムターン回し」とは、ガラスを破った後に金属の棒などを使ってサムターンを回し、戸を開けて侵入する手口です。
リシェントでは、リクシルオリジナルの「セキュリティーサムターン」を採用しています。
セキュリティサムターンとは、普通は扉に固定されているサムターンを、取り外せる構造にしたものです。
引用:LIXIL
就寝時や外出時にこのサムターンを外しておけば、万が一ガラスを破られたとしても、内側につまみ(サムターン)がないために操作自体ができず鍵が開けられないという機能です。
■リクシルの「リシェント」おすすめポイント2:断熱性が高い
引き戸の大きな弱点でもある「断熱性」を高めるための工夫がされています。
引用:LIXIL
戸のガラス部分はペアガラスと言われる複合ガラスを採用しています。
これにより暖かい空気を暖かいまま、涼しい空気は涼しいままを実現。
空調でコントロールした気温を保つことができるため、エコにも有効です。
■リクシルの「リシェント」おすすめポイント3:施工期間が1日
玄関のリフォームには大体5日ほどかかると言われています。
既存の戸や枠を撤去した後、新たな枠を造作して戸を入れるのが一般的なリフォーム方法ですが、戸や枠を撤去する際に、周りの室内外の床や壁も一部触る必要があります。
そのため、新しい戸を入れた後に床や壁を再仕上げする工程も必要となります。
ですよねー。それに比べてリシェントは、既存の枠の上から新しい枠を重ねて扉を取り付ける施工方法のため、1日でリフォームを完了することができます。
また、床や壁を触る必要もないため、再仕上げの工程も必要ありません。
引用:LIXIL
■リクシルの「リシェント」おすすめポイント4:デザイン性が高い
サイズもデザインもカラーバリエーションも種類が豊富です。
洋風の建物にも和風の建物にも合う、様々なデザインが展開されています。
引用:LIXIL
インスタグラムでも、いくつかご紹介しますね。
引用:instagram
引用:instagram
引用:instagram
リクシルの玄関ドア「リシェント」で引き戸リフォーム!まとめ
引用:LIXIL
今回は引き戸の魅力と、リクシルの「リシェント」の特徴についてご紹介しました。
引き戸の魅力としては、このような点がありました。
・開き戸に比べて開閉に力がいらない
・戸の開き具合を自由に調節できる(開けっ放しにしておく、換気のために少しだけ開けておく、など)
・デットスペースがない
また、リシェントには、このような特徴があります。
・防犯性が高い
・断熱性が高い
・施工が1日
・デザインが豊富
引き戸のデメリットである防犯性や断熱性の低さをカバーしてる上に、さらに魅力満載な商品ですよね。
今、引き戸の家の人も、防犯性や断熱性を高めるために、リクシルのリシェントでリフォームを考えるのもいいかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
引き戸にするなら、YKKのドアリモもおすすめです!