リフォームで窓をなくすためにかかる費用を解りやすく解説!!
窓は、部屋の空気を通したり、外からの光を部屋の中へ入れるために設けられる開口部です。
でも、自分には窓が必要ないとしたらどうでしょうか?
窓をなくせば、壁面積を広くして部屋をすっきりさせることもできます。
今回は、窓をなくすリフォームについてご紹介していきます。
リフォームで窓をなくすためにかかる費用やその方法についても詳しく調べました。
ぜひ、最後までご覧ください!
リフォームで窓をなくす費用は、どのくらいかかるのか
窓をなくすリフォームをするということは、外壁も内装も窓があったことをわからないようにするということです。
実際に費用はどれくらいかかるものなのでしょうか。
「窓をなくすリフォームにかかる費用はおよそ5万円から30万円です。」
そして、窓をなくすリフォームには2つ種類があります。
- 窓をふさぐ場合
- 内面だけふさぐ場合
それぞれかかる費用が違うため、説明していきます。
■窓をふさぐ場合
そのような工事を行うためには、窓があった面を外壁は、すべて施工しなおす必要があります。
内装の場合も、窓のある面だけではなく、かなり広い範囲で壁紙を変更しなければなりません。
部屋の統一感を求めるには、全体的に壁紙を変えなければならない場合があるということも覚えておく必要があります。
このような場合には、足場を組むことも想定します。費用は、30万円からと、考えておきましょう。
■内面だけふさぐ場合
外側の窓の部分は残し、内側だけをふさいでしまうという方法もあります。
この場合だと、費用は、5万円からとなり、工事を最小限に抑えることができれば、費用も抑えることが可能です。
ただし、この場合は工事後、ふさいだ部分を目立たなくする必要があります。
家具などで、工事跡を隠すことができれば、壁紙を変えず、外壁の工事も行わなくても大丈夫ということです。
費用を抑えたい方は内面だけふさぐリフォームを選ぶと良いでしょう。
リフォームで窓をなくす場合、段階によってかかる費用
では、次のリフォームで窓をなくす場合の費用の内訳についてお話しますね。
窓をなくすリフォームには、工程があります。
工程によって多少費用が異なり、これによって全体でかかる費用も変わってくるのです。
- 窓を取り外し、穴をふさぐ
- 内装工事
- 外壁工事
■窓を取り外し、穴をふさぐ
窓をなくすリフォームでは、まず窓を取り外します。
窓を外すと、壁に穴ができるので、その穴をふさぐ必要があります。
ふさぐときには、断熱材をいれ、石膏ボード・ベニヤ板を使います。
窓を取り外し、穴をふさぐ時の費用は、窓の大きさが価格設定のポイントになります。相場は、10万円から20万円です。
※窓は撤去をしますが、この時に処分費用が掛かります。窓の大きさにもよりますが、費用が加算されることを覚えておきましょう。
基本的には、施工業者が引き取ってくれますが、そうではなかった場合、相場は、3万円から5万円です。
【10万円から20万円】+【処分費用】
■内壁工事
窓をふさいだら、次は、内装の工事に入ります。ここでいう内装工事とは、壁紙のクロス張りのことです。
このときのクロス張りでは、窓をふさいだ箇所だけでは、ありません。
窓をふさいだ箇所だけだと、壁紙の境目が、見えてしまいます。
そのため、壁紙を張る作業は、その壁一面、場合によっては、部屋全体を考えておく必要があります。
壁紙にも種類があり、値段もさまざまですが、相場は、一面辺り、5万円から10万円です。
【5万円から10万円】+【部屋の他面】
■外壁工事
外壁工事では、外壁の素材で費用が異なります。
外壁素材には、「サイディング」、「モルタル」が使われます。
- サイディング.....8万円から15万円
- モルタル...........5万円から10万円
板状の板を張り、外壁を仕上げる素材のことです。工場生産のため、品質も安定ししていて、耐用年数も長い人気の外壁材です。
家の壁に直接塗っていきます。塗り壁と言われます。塗りながら、模様を作ることができるため、オリジナルのデザインを作ることができます。
足場は、高所作業を行う際には、必ず設置しなくてはなりません。ここは、必ずかかってくる費用です。
【5万円から15万円】+【足場を組む費用】
サイディングに関しては、こちらに詳しく書かれてあります。
窓をなくすことで考えられるメリット・デメリット
窓をなくすということは、リフォームをした一面が壁になるということです。
窓をなくすことによって考えられるメリット・デメリットを見て行きましょう。
・視線を遮り、プライバシーを守ることができる
・防犯対策になる
・壁によって、遮断効果が高まり、防音対策になる
・外からの光を遮断してしまうため、部屋が暗くなる
・換気ができなくなる
リフォームで窓をなくすためにかかる費用まとめ
今回は、リフォームで窓をなくすときにかかる費用を調べましたが、壁を作る作業を伴うため、費用もそれなりにかかることがわかりました。
・窓をふさぐ場合にかかった費用...【10万円から20万円】+【処分費用】
・内側だけをふさぐ場合の費用....【5万円から10万円】+【部屋の他面】
窓をなくすことで、今まで使えなかったスペースを有効活用できます。
リフォームで部屋を模様替えし、快適ですっきりした住まいを手に入れましょう。
予算を確認しながら、理想のリフォームができると良いですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。