玄関と窓大好きおじさんのブログ

玄関と窓のリフォームについて、みなさんに有益な情報をお伝えしていきます。

リフォーム解説!窓枠をカバー工法で新しく!すきま風も解消!

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窓の近くに座っていたら、なんだか冷たい風が…。

 

そんな経験ありませんか?

 

実はそれ、のリフォームで解決できるんです!

 

窓枠のリフォームって、お金も時間もかかりそう・・・

 

従来の方法だと、足場を組んで、壁に穴を開けたりする場合もあるから1週間くらいはかかるかな・・・

 

施工期間が長ければ、その分費用もかかるし、リフォームするには少しハードルが高いな・・・

 

そういう悩みを持ってるひとは多いみたいようです。

 

そこで生まれたのがカバー工法

 

今回は、窓枠のカバー工法について紹介していきます。

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窓枠リフォームにおけるカバー工法とは?

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カバー工法は、屋根や外壁でも行われる施工方法ですが、窓枠のカバー工法とは、もともとついていた窓枠をそのまま残し、新しいサッシを窓枠の上にとりつける施工方法です。

 

従来の施工方法のように、サッシや窓枠を外し、外壁に穴をあけたり、足場を組む必要がないので工事は最短2時間~1日ほどで完了し、施工期間、施工費用ともにグッと抑えられています。

 

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引用:不二サッシリニューアル株式会社

 

施工時間も施工費用もぐっと抑えられる、夢のような施工方法ですね!

 

でも、カバー工法は建物によって施工できない場合があるんです。

 

では、施工できない建物と合わせて、カバー工法のメリット、デメリットを紹介していきます。

 

◆メリット

カバー工法で新しいサッシに交換するため、窓の開閉時のがたつきや、すきま風が解消され断熱性もアップします

 

また、外装工事が必要ないため、建物を傷めずに短期間の施工が可能です。

 

以下にメリットをまとめました。

 

メリット

・施工期間が短い

・施工費用が安い

・開閉時の不具合(がたつき等)がなくなる

・すきま風が解消される

・建物を傷めない

 

◆デメリット

デメリットとしては、雨戸がついているとカバー工法を施工できない場合があります。

 

雨戸がついていてリフォームを検討されている方は、実際に施工業者さんに見てもらう必要がありますね。

 

また、元々ある窓に取り付ける工事となるため、窓の開口部分が少し狭くなります。

 

以下にデメリットをまとめました。

 

デメリット

・窓の開口が狭くなる

・施工できない建物がある

 

カバー工法でリフォームできる窓枠の種類

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一口に窓といっても、窓には様々な種類があります。

 

今回は、カバー工法で施工できる窓を5種類を紹介します。

 

◆引き違い窓

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引用:daikin

 

日本で窓といったら、これを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

 

出入りがしやすいというメリットがありますが、防犯面では弱点となります。

 

防犯ガラスと組み合わせるなど、工夫することがおすすめです。

 

メリット

・開閉の調節がしやすい

・出入りがしやすい

 
デメリット

・防犯性が低い

・正面から以外の風が通せない

  

◆すべり出し窓

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引用:森の窓

 

すべり出し窓には、縦すべり出し窓と、横すべり出し窓があります。

 

画像の窓は縦すべり窓になります。

 

ホテルなど、大きく開閉できない場所についている窓はすべり出し窓が多いですね。

 

メリット

・風通しがいい

・気密性が高い

 

デメリット

・雨が降ると室内まで濡れてしまう

・窓の付近に障害物があると開閉できない

 

◆倒し窓

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引用:家づくりを応援する情報サイト

 

倒し窓には、外倒し窓と、内倒し窓があります。

 

画像は内倒し窓になります。

 

室内から外への空気が流れやすいため、キッチンや水回りによく使われます。

 

メリット

・室外への風通りがいい

・日差しを取り入れやすい

 

デメリット

・雨が流れ込みやすい

・内倒し窓はカーテンを設置できない

 

◆開き窓

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欧米で一般的な窓の種類で、片開き窓と、両開き窓があります。

 

画像は両開き窓です。

 

日本では、ドアストッパーがついている物が多いため防犯性が高く、気密性も高いため、リフォームの際にも人気の窓になっています。

 

メリット

・気密性が高い

・防犯性が高い

 

デメリット

・窓の開閉にデッドスペースが必要

・虫が入りやすい

 

◆突き出し窓

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引用:ガラスの種類辞典

 

窓の上部を支点として、外側に押し出すように開ける窓です。

 

画像は外から見た状態ですね!

 

窓がひさしのようになるため、雨が入り込みにくいですが、風通しは他の窓に劣ります。

 

メリット

・防犯性が高い

・雨が入り込みにくい

 

デメリット

・風通しが悪い

・外の窓掃除がしにくい

 

窓枠をカバー工法でリフォームするためにかかる費用

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窓枠のリフォーム費用といっても、ガラスの種類~窓の種類によって値段もマチマチです。

 

リビングでよく見かける180cm×170cmの窓を引き違い窓へリフォームする場合を紹介します。

 

【カバー工法(本体価格+施工費用)】

  • ペアガラス 50,000円前後
  • 防犯ガラス 150000円前後
  • Low-E(熱遮ガラス) 75,000円前後

 

カバー工法で窓枠をリフォームのまとめ

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今回は、窓枠のカバー工法について紹介しました。

 

従来の方法よりも短時間で、安く施工することができる魅力的なカバー工法ですが、雨戸があると施工できない場合があるというデメリットもありました。

 

しかし、すべての雨戸付きの窓が施工できないわけではないので、施工業者さんに相談してみましょう。

 

また、窓のリフォームは国や、地方自治体の補助金制度に当てはまる場合があります。

 

例えば、窓のリフォームで二重窓にした場合、千代田区では『省エネルギー改修等助成制度』として、かかった費用の20%(上限75万円)を補助してくれます。

 

このような制度も上手に使ってリフォームできるといいですね!

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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