【マンションリフォーム】玄関タイルを選ぶポイントと注意点とは?
マンションの玄関=「暗くて狭い」というイメージはありませんか?
玄関は家の印象を大きく左右する場所です。玄関が暗いと家全体がどんよりとした暗い印象になってしまいかねません。
どうせ住むなら、明るくて素敵な玄関のお家がいいですよね。
そこでおすすめしたいのが、玄関タイルをリフォームする方法です。
玄関タイルは玄関のなかでも訪れた人の目に入りやすく、印象を変える重要なアイテムとなります。
ぜひ玄関タイルをリフォームして、明るくおしゃれな玄関でお客様をお迎えしませんか?
この記事では…
- 暗くて狭い玄関をどうにかしたいとお悩みの方
- 中古マンションを購入してリノベーションを考えている方
- 破損や汚れが目立つため玄関タイルのリフォームを検討している方
に向けてマンションの玄関タイルを選ぶポイントやマンションならではの注意点、また費用相場などをご紹介していきます。
玄関タイルリフォームのポイント
もしマンションの玄関タイルをリフォームするとしたら何を基準に選びますか?
タイルの種類はたくさんあるので迷うと思いますが、マンションの玄関タイルを選ぶのには3つポイントがあります。
[box class="pink_box" title=玄関タイル選びのポイント]
- デザインは視覚を考える
- 色は明るめがおすすめ
- 機能性タイルを選ぶ[/box]
◆デザインは視覚を考える
玄関タイルのリフォームを既に考えている読者様はご存じだと思いますが、現在タイルはさまざまなデザインがあり種類も豊富なのでどれがいいか迷ってしまいますよね。
マンションの玄関におすすめなのは、大きめのデザインタイルです。
戸建てと比べてマンションは面積が狭く限られているお家が多いです。そのため正方形のタイルでしたら、30センチ角ほどの大きめのタイルを選ぶと視覚的に広く見えます。
また、大きいタイルだと目地が少ないので掃除がしやすくおすすめです。
]玄関タイルのリフォーム事例は後ほど紹介します。
◆色は明るめがおすすめ
マンションの玄関タイルを選ぶ際におすすめなのは白や淡いベージュなどの明るい色です。
母さんが先ほど言ってたようにマンションの玄関は窓がなくて暗く、北側に位置していることが多いため、黒などの落ち着いた色だとさらに印象が暗くなってしまいます。
白や淡い色は膨張色なので空間が広く見えるうえ、明るい印象になります。
玄関扉の色や壁紙、収納の色が明るめの色であれば落ち着いた色味でも問題ないですが、全体のバランスを見て考えましょう。
明るい色に抵抗がある方は汚れが目立ちにくい淡いグレーがおすすめです!
◆機能性タイルを選ぶ
タイルの素材にはさまざまなものがありますが、現在の主流は「磁器質タイル」です。
玄関は靴で出入りするため、どうしても汚れやすい場所ですがこのタイルは吸収性がなく、汚れに強いのが特徴です。
先ほどおすすめした明るい色のタイルは汚れが目立つのがデメリットですが、このようなタイルを選ぶことで掃除がしやすくなります。
また、マンションの玄関は戸建てのように水を流してデッキブラシをかけるわけにはいかないので、汚れがつきにくい機能性を備えたタイルは、マンションの玄関タイルをリフォームするのでしたら特におすすめです。
タイルの種類には他にもテコラッタタイルというものもありますが、吸収性が高くシミができやすい素材なのであまりおすすめしません。
玄関タイルリフォームの注意点
マンションで玄関タイルをリフォームする際に注意しなければならないのが騒音です。
現在の玄関がタイル張りの場合、一枚ずつ割って剥がしていくのでかなり大きな音がします。
リフォームする際は必ず事前に管理人やリフォーム業者に相談し、ご近所が気になるようでしたら既存のタイルの上から新しいタイルを貼ることをおすすめします。
ただ、二重になるためタイルの種類にもよりますが、1~2cmほどの段差ができますのでご高齢の方がいらっしゃるお家はタイルを剥がしてから貼った方が安全です。
また、もう一つの注意点として、
実際にショールームで色味や素材感を必ず確認するようにしましょう。
初めに、玄関タイルを選ぶポイントの1つに「色選びが大切だ」というお話をしましたが、商品のカタログで見た写真と実物とで差がある場合があります。
ですので、リフォーム後に「思っていたのと違った」ということがないように実際に見て確認することが大切です。
玄関タイルリフォームの相場
では、玄関タイルのリフォーム費用はどのくらいかかるのでしょうか?
タイルのデザインや大きさにもよりますが、おおよそは以下の通りです。
- 材料費【1平方メートル(100cm×100cm)】:5,000~15,000円
- 施工費【1平方メートル(100cm×100cm)】:10,000円
- 既存タイルの撤去、処分費:20,000~30,000円
【例えば、4平方メートルの玄関をリフォームする場合だと】
- 材料費60,000円
- 施工費40,000円
- 既存タイルの撤去・処分費30,000円
でトータル130,000が目安ですが、材料費(タイル)だけを自分で安く購入して施工だけ業者にお願いする方法もあります。
また、DIYがお好きな方は自分で貼りかえることも可能です。
玄関タイルのリフォーム事例
最後にマンションの玄関タイルリフォーム事例をご紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さい!
引用:RoomClip
こちらはホワイトのタイルを使用した玄関です。白を使うことで明るく清潔感のある空間になっています。
引用:RoomClip
ベージュのタイルは白と同様に空間を明るく見せてくれます。こちらは更に長方形タイルを使用して玄関を広く見せています。
引用:RoomClip
白やベージュに抵抗がある方は淡いグレーもおすすめです。濃い色味のグレーも都会的で素敵ですが、明るさを考えるなら淡いグレーを選びましょう。
これはモルタル風タイル。コンクリートのような質感がクールでかっこいいですね!
引用:RoomClip
こちらは3色のタイルを使用した例です。おしゃれで素敵な玄関ですね。
「印象的な空間にしたい」という方はこちらのように色を組み合わせるのもおすすめです。
引用:RoomClip
最後は輸入タイルを使って施工した玄関です。
角の模様が素敵ですね。輸入品のタイルはデザインの幅が広く個性的なものが多いのが特徴です。
国産と違って30センチ角以上の大きめタイルが多いので、購入するときは注意が必要です。
マンションの玄関タイルリフォームまとめ
今回はマンションの玄関タイルをリフォームする際のポイントや注意点をまとめました。
- マンションの玄関タイルを選ぶ際は「デザイン」「色」「機能性」を考慮する
- マンションのリフォームは騒音に注意
- 費用は節約することも可能
玄関タイルを選ぶポイントの1つに「色選びが大切だ」というお話をしましたが、商品のカタログで見た写真と実物とで差がある場合があります。
実際にショールームで色味や素材感を必ず確認しましょう。
また、費用を節約するためにも業者選びは大切です。リフォームをするときは比較検討するために最低3社は見積をとりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
リフォーム解説!窓枠をカバー工法で新しく!すきま風も解消!
窓の近くに座っていたら、なんだか冷たい風が…。
そんな経験ありませんか?
実はそれ、窓枠のリフォームで解決できるんです!
窓枠のリフォームって、お金も時間もかかりそう・・・
従来の方法だと、足場を組んで、壁に穴を開けたりする場合もあるから1週間くらいはかかるかな・・・
施工期間が長ければ、その分費用もかかるし、リフォームするには少しハードルが高いな・・・
そういう悩みを持ってるひとは多いみたいようです。
そこで生まれたのがカバー工法!
今回は、窓枠のカバー工法について紹介していきます。
窓枠リフォームにおけるカバー工法とは?
カバー工法は、屋根や外壁でも行われる施工方法ですが、窓枠のカバー工法とは、もともとついていた窓枠をそのまま残し、新しいサッシを窓枠の上にとりつける施工方法です。
従来の施工方法のように、サッシや窓枠を外し、外壁に穴をあけたり、足場を組む必要がないので工事は最短2時間~1日ほどで完了し、施工期間、施工費用ともにグッと抑えられています。
施工時間も施工費用もぐっと抑えられる、夢のような施工方法ですね!
でも、カバー工法は建物によって施工できない場合があるんです。
では、施工できない建物と合わせて、カバー工法のメリット、デメリットを紹介していきます。
◆メリット
カバー工法で新しいサッシに交換するため、窓の開閉時のがたつきや、すきま風が解消され断熱性もアップします。
また、外装工事が必要ないため、建物を傷めずに短期間の施工が可能です。
以下にメリットをまとめました。
◆デメリット
デメリットとしては、雨戸がついているとカバー工法を施工できない場合があります。
雨戸がついていてリフォームを検討されている方は、実際に施工業者さんに見てもらう必要がありますね。
また、元々ある窓に取り付ける工事となるため、窓の開口部分が少し狭くなります。
以下にデメリットをまとめました。
・窓の開口が狭くなる
・施工できない建物がある
カバー工法でリフォームできる窓枠の種類
一口に窓といっても、窓には様々な種類があります。
今回は、カバー工法で施工できる窓を5種類を紹介します。
◆引き違い窓
引用:daikin
日本で窓といったら、これを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
出入りがしやすいというメリットがありますが、防犯面では弱点となります。
防犯ガラスと組み合わせるなど、工夫することがおすすめです。
・開閉の調節がしやすい
・出入りがしやすい
・防犯性が低い
・正面から以外の風が通せない
◆すべり出し窓
引用:森の窓
すべり出し窓には、縦すべり出し窓と、横すべり出し窓があります。
画像の窓は縦すべり窓になります。
ホテルなど、大きく開閉できない場所についている窓はすべり出し窓が多いですね。
・風通しがいい
・気密性が高い
・雨が降ると室内まで濡れてしまう
・窓の付近に障害物があると開閉できない
◆倒し窓
倒し窓には、外倒し窓と、内倒し窓があります。
画像は内倒し窓になります。
室内から外への空気が流れやすいため、キッチンや水回りによく使われます。
・室外への風通りがいい
・日差しを取り入れやすい
・雨が流れ込みやすい
・内倒し窓はカーテンを設置できない
◆開き窓
欧米で一般的な窓の種類で、片開き窓と、両開き窓があります。
画像は両開き窓です。
日本では、ドアストッパーがついている物が多いため防犯性が高く、気密性も高いため、リフォームの際にも人気の窓になっています。
・気密性が高い
・防犯性が高い
・窓の開閉にデッドスペースが必要
・虫が入りやすい
◆突き出し窓
引用:ガラスの種類辞典
窓の上部を支点として、外側に押し出すように開ける窓です。
画像は外から見た状態ですね!
窓がひさしのようになるため、雨が入り込みにくいですが、風通しは他の窓に劣ります。
・防犯性が高い
・雨が入り込みにくい
・風通しが悪い
・外の窓掃除がしにくい
窓枠をカバー工法でリフォームするためにかかる費用
窓枠のリフォーム費用といっても、ガラスの種類~窓の種類によって値段もマチマチです。
リビングでよく見かける180cm×170cmの窓を引き違い窓へリフォームする場合を紹介します。
【カバー工法(本体価格+施工費用)】
- ペアガラス 50,000円前後
- 防犯ガラス 150000円前後
- Low-E(熱遮ガラス) 75,000円前後
カバー工法で窓枠をリフォームのまとめ
今回は、窓枠のカバー工法について紹介しました。
従来の方法よりも短時間で、安く施工することができる魅力的なカバー工法ですが、雨戸があると施工できない場合があるというデメリットもありました。
しかし、すべての雨戸付きの窓が施工できないわけではないので、施工業者さんに相談してみましょう。
また、窓のリフォームは国や、地方自治体の補助金制度に当てはまる場合があります。
例えば、窓のリフォームで二重窓にした場合、千代田区では『省エネルギー改修等助成制度』として、かかった費用の20%(上限75万円)を補助してくれます。
このような制度も上手に使ってリフォームできるといいですね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
窓枠のリフォームはこちらの記事もおすすめ!
玄関を外壁タイルでリフォームして憧れの外国風の家を手に入れよう!
味のあるタイルを外壁に施した家・・・
外国の映画に出てきそうなおしゃれな家を想像してみてください。
あたたかみがあって、おしゃれで高級感がある、その雰囲気に憧れる人は少なくないはず。
ただそうはいっても、こんな風に心配される方もいるかもしれませんね。
- 家の外壁を全部外壁タイルにしてしまうと、費用が掛かりすぎるのでは?
- 外壁タイルって、どのくらい長持ちするの?
- メンテナンスの費用も高かったりしない?
正直外壁を全て外壁タイルにしてしまうと確かに費用はかかります。
だから、家の真正面、「玄関」周辺のみを外壁タイルにしてしまうのはいかがでしょうか?
家全体を見た時に「アクセントカラー」となるように、「玄関」に外壁タイルを使うのです。
ここでは、外壁タイルのメリットやデメリット・玄関を外壁タイルリフォームした事例などをご紹介したいと思います。
そもそも、外壁タイルってなんだろう?
外壁タイルの素材は自然素材の土や石からできており、その素材をなんと1,300度以上の高温で焼き上げて作ったものなのです。
自然の素材を使っているため、作り物にはない独特な風合いや色が出るので、他の外壁に使われる素材と比べて高級感や風格を感じさせるのが特徴です。
またタイルを高温で焼き上げることで硬さもあり、雨風にさらされがちな外壁にも嬉しい耐久性を兼ね備えています。
■外壁タイルの施工方法
外壁タイルの施工は地道なもので、モルタルという、セメントと砂と水を混ぜたタイルの接着材にあたるものを使って、職人が1つずつタイルを積み重ねて施工していきます。
地震などでタイルが簡単に浮いたり落下してしまってはいけないため、モルタルや接着剤などを何層にも重ねて頑丈な壁を作るように施工します。
そのため、施工には長い時間といい腕の職人が必要になってきます。
■外壁タイルを使うメリットとデメリット
見た目がおしゃれで高級感があることで人気の外壁タイル。
実際に取り入れる上で押さえておきたいメリットとデメリットをご紹介します。
【メリット】
1.きれいが長続きする
タイルの表面には「親水機能」といって水に馴染みやすい機能があります。
そのため、汚れがついたとしても雨と一緒に流れてしまうのできれいが長続きするのです。
また、静電気も起こりにくいため埃をそもそも寄せ付けにくいという特徴もあります。
以下のグラフは一般的な塗装をした外壁との経年変化の違いを表したものです。
外壁タイルはほとんど変化しないことがお分かりいただけるかと思います。
引用:クレバリーホーム
2.耐久度が高い
汚れにくいこともそうですが、高温で焼き上げているおかげでタイルそのものがとても頑丈なのです。
世界で初めて外壁タイルを使用したのは実は日本の旧帝国ホテル。
関東大震災で周りの建物が倒壊していく中、ほとんど無傷で残っていたことで外壁タイルが一躍有名になったそうです。
実は宇宙ロケットの表面にも、タイルが使われているそうです!
宇宙に行くには1,400度前後の高温に耐えられる素材が必須なので、高温で焼き上げているタイルは適役なのです。
3.メンテナンス費用が安い
その耐久度故に「メンテナンスフリー」と言われることもある外壁タイル。
実は丈夫な外壁タイルにもメンテナンスは必要です!
ですが、たしかに他の素材に比べると圧倒的にメンテナンス費用が安いのも特徴です。
主なメンテナンスはタイル同士をつなぐ目地の部分。
ここは10年~20年程度でメンテナンスが必要です。
また、地震などの影響でタイルが下地から浮いてしまうと、タイルが落下してしまう原因になるので、直さないといけません。
ですが修繕が必要な場合も、必要な部分だけを直せば良いので、その分コストも抑えられます。
他の塗装やサイディングは10年で全体的にメンテナンスが必要です。
一方で外壁タイルは、タイルそのものは高圧洗浄で洗う程度で40年近くもち、部分的な補修が可能な点も考えると「長い目で見るとお得」ということが分かります。
【デメリット】
初期費用が高い
外壁タイルを取り入れたくても躊躇してしまう理由が、この初期費用でしょう。
コストが高くなってしまうのには3つの理由があります
- タイルを固定するための下地代がかかる
- タイルを施工するために必要な素材が多い
- 工事の日数が長くなりがちで人件費もかかる
以上のことから、塗装やサイディングと比べると、倍以上のお値段になってしまいます。
外壁施工の種類 | ㎡単価 |
塗装 | ¥2,000〜 |
サイディング | ¥4,000〜 |
タイル | ¥13,000〜 |
確かに初期費用はかかりますが、家は長い間暮らす場所。
長い目で見てメンテナンスというのは切っても切り離せない存在。この初期費用さえクリアできれば、マイホームにとって外壁タイルを取り入れるメリットの方が多いのです。
外壁をタイルにするのにかかる費用は、こちらの記事で詳しくわかります。
リフォームで外壁をタイルに!!費用はどのくらいかかる?? | 外壁・屋根リフォーム達人の息子
家の顔である「玄関」に外壁タイルを取り入れてみよう!
この記事を読んでいる方は、玄関に外壁タイルを取り入れることを悩まれていると思います。
特に「家の顔」と言われる玄関周りは、来客があった時にも最初に見られて印象に残る部分でもあるので、いつも綺麗でちゃんとしていたいですよね。
先ほどのメリットでも書いたように、耐久性のある外壁レンガは経年変化がない分、その高級感をいつまでもキープできます。
そして玄関にだけ外壁タイルを取り入れることで、なるべく抑えたい費用を抑えながら憧れの外壁タイルの家を実現できることもポイントです。
■玄関の外壁タイルがおしゃれなお家をご紹介!
最後に、玄関に外壁タイルを取り入れた素敵なお家をご紹介します。
リフォームの参考にしてみてください!
まずは、ナチュラルな雰囲気の可愛らしい玄関ドアと、優しい色で積み上げられた外壁タイルがマッチした玄関です。
少しずつ色の違うタイルを合わせることで、デザインにも動きが出ておしゃれな印象に。
引用:インスタグラム
次は柱まで外壁タイルで施工した例。
タイルが少しアンティーク調なので、全体的にシックな印象でまとまっています。
表現したいイメージに合わせてタイルを選ぶのは楽しそうですね!
引用:インスタグラム
一方こちらは純和風の家です。
玄関の下半分をタイルにして、メリハリのある印象を受けます。
上手にタイルを取り入れることで、一気に家のおしゃれ度が増します!
引用:インスタグラム
玄関に選ぶ外壁タイルの種類によって家の印象がとても変わってきますね。
カジュアルなおしゃれ、暖炉や煙突がありそうな洋館の雰囲気、和の厳かさ。
玄関に外壁タイルを施すだけで、自分の家に憧れのいろんな表情を備えることができるのです。
玄関に外壁タイルでリフォームするポイントまとめ
ここでは以下のことをご紹介しました。
- 導入するには初期費用がかさむ
- 長い目で見るとメンテナンスが楽でコスパがいい
- 家の顔である玄関だけに取り入れると費用も抑えられて、おしゃれな家が手に入る
外壁タイルは、その見た目の高級感だけでなく、耐久度やメンテナンスのし易さの点でいっても取り入れるメリットが多い素材です。
さらに玄関に限定して外壁タイルを取り入れることで、費用を抑えながらも、大事な「家の顔」に高級感を出すことができます。
映画に出てきそうな素敵な家。
そんな憧れを実現するのは、意外と難しくないのかもしれません!
「高そう」というイメージだけで諦めずに、憧れの家を実現するためのヒントになれば嬉しいです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
リフォームで窓枠交換!断熱性能アップで結露とサヨナラ!
夏は窓から差し込む太陽光が部屋を熱し、冬は窓から暖気が奪われていく…。
そんな季節の窓のお悩み、きっとあるはずです!
すきま風や結露などの直接窓に現れる悩みはもちろん、冷暖房効率だって窓からくる悩みなんです!
窓のリフォーム方法は窓ガラスだけを交換する方法から窓枠まで交換するものまであり、目的に合わせたリフォーム方法を選択できます。
今回はその中でも特に窓枠交換のリフォームについてご紹介します。
窓をリフォームすれば、感じている住まいの悩みが解消されるかもしれませんよ。
窓が原因の住まいの悩みは?
・結露がひどい
・冷暖房効率が悪い
・窓ががたついたり、すき間風がひどい
最近は住宅には断熱性能が必須だという流れになりつつあり、その中でたびたび窓からの熱の移動が取り上げられています。
引用:All about
上図のように冬場の熱の流出量のうち、窓などの開口部からが全体の58%も占めています。
夏場の外気の暑さが室内に入り込むのも、やはり窓が大きな割合を占めています。
窓の断熱性能を上げることで、結露や冷暖房効率に関する悩みはかなり解消できるでしょう。
窓のがたつきによるすき間風は、戸車を調整したり交換するなどの軽微なメンテナンスで解消される場合もあるので、一度お試しください。
しかし、窓にすき間がないのにすき間風を感じる場合は、サッシ部分が原因の可能性もあります。
アルミサッシなどの金属部材が外気に冷やされて、それが室内の空気を冷やし、冷たい空気は暖かい空気よりも重い性質があるため下に吹き下ろしてきます。
これをすき間風だと感じている場合があるのです。
窓の断熱性をアップさせれば、この現象も起きにくくなり、すき間風だと感じている寒さも解消されるかもしれません。
悩みを解消する窓リフォームは?
窓への悩みをリフォームで解決する場合、その悩みの程度や費用面などから大きく分けて3つの方法から選ぶことができます。
それぞれの方法について詳しくみてみましょう。
◆ガラス交換
引用:AGC
窓枠はそのままに、はまっているガラスを断熱性のある複層ガラスに変更する方法です。
ガラスのみを入れ替えるだけなので、時間もすぐに済みますし費用も抑えられます。
・ガラス交換のみで済むので取り入れやすい
・コストが安く済む
・ガラスの断熱性を上げるだけなので、効果は限定的になる場合がある
・窓枠がアルミ素材のままなので、複層ガラスでも結露が発生する
・窓の厚みが増す
【1箇所あたりの工期と費用】
●工期 ・・・ 1日
●費用 ・・・ 2~4万円
前もってガラスのサイズを測っておき、当日はリフォームする窓にぴったりの新しいガラスに入れ替えるだけなので、工事時間もとても短く済みます。
ですが、サッシ部分は交換していないので変わらず結露しますし、せっかくの複層ガラスもサッシに冷やされて結露につながってしまいます。
せっかくリフォームしても効果が半減してしまうんです。
◆窓枠(サッシ)交換
引用:イシンホーム
窓枠ごと断熱性のある樹脂サッシと複層ガラスに入れ替えてしまう方法です。
窓枠ごと入れ替えるので、工期は1日で済むものの大がかりな工事になり、費用もかかります。
・窓全体で断熱性を持たせられる
・騒音対策になる
・色が豊富でデザイン性がある
・コストが高くつく
・アルミ製に比べて窓が重くなる
【1箇所あたりの工期と費用】
●工期 ・・・ 1日
●費用 ・・・ 10~50万円
◆内窓を作って二重窓にする
引用:エクスショップ
今ある窓はそのままに、窓の内側にもう一つ窓を作って二重窓にしてしまう方法です。
窓と窓の間に空気層ができることで、断熱効果が期待できます。
・コストが安く済む
・防音性、防犯性も同時にアップする
・部屋が狭くなる
・窓と窓の間のスペースの掃除が大変
【1箇所あたりの工期と費用】
●工期 ・・・ 1日
●費用 ・・・ 3~10万円
窓枠交換リフォーム
窓枠交換のリフォームは、壁を壊す工法はもちろん、既存の窓枠に新しい窓枠をかぶせる工法であっても、費用がかさんだり大がかりな工事になってしまいます。
では、なぜ窓枠を交換するのでしょうか。
答えはずばり結露です!
アルミなどの金属部材は熱伝導率が高く、夏の太陽には熱せられ冬の冷気には冷やされてしまいます。
二重窓にしていても、特に寒い日などは外窓のサッシ部分が結露していることもめずらしくありません。
結露という悩みを解決するためには、やはり断熱性のある樹脂製の窓枠に交換することが一番の解決方法です。
冬に窓の結露を拭くのって結構大変ですよね。
結露すると、アレルギーの原因になるカビやダニが発生してい、体にもよくない影響があります。
窓枠を樹脂製に替えれば、結露を拭く作業からも解放されます!
窓枠交換方法
窓枠を交換する方法は大きくわけて二つあります。
壁自体を解体して窓枠を撤去し、新たに窓枠を作るはつり工法と、既存の窓枠はそのままに、上からかぶせて窓枠を新しくするカバー工法です。
◆はつり工法
窓の周囲を切り取るように切断して、窓枠を取り外し、新たな窓の下地になる木枠を作って新しい窓を取り付ける工法です。
壁を切り取る形になるため、大がかりな工事になります。
窓があった部分を壁ごと切り取ってしまいます。
切り取った壁に木枠を取り付けて、木枠に窓を取り付けます。
はつり工法のメリットとデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
・窓サイズを変えずに設置できる
・窓を取り付ける下地になる部分に腐食がある場合、併せて修理できる
・壁を壊さなければならない
・費用が高い
・2階の窓の場合は、足場が必要
壁を壊すため、費用は30~50万円と高額になります。
窓のサイズを大きくする場合はこの工法しか選択できません。
サイズ変更しない場合も窓全体を修理して新しくすることができるので、大規模なリフォーム時に行うとよいでしょう。
◆カバー工法
カバー工法は今ある窓枠をそのままに、新しい窓枠を上からかぶせることでリフォームする方法です。
見た目も新しくなる上、新しい窓枠をはめ込むだけなので、取り入れやすいリフォームだと言えます。
・壁を壊さずに見た目を新しくしたり、窓を小さくできる
・はつり工法に比べて費用が安く済む
・2階での作業でも内側から行えるため、足場が不要
・窓枠の腐食に気づかない
・窓サイズが一回り小さくなる
壁を壊さないとはいえ窓枠の費用が高額なため、費用は10~20万円ほどかかります。
窓を大きくする工事には対応できませんが、窓枠を太くすることで、窓を小さくすることは可能です。
引用:マドリエ名古屋みなと
こちらはかなりのサイズダウンの事例ですが、既存の窓枠を利用しているため、外側から見るとこのように仕上がりになります。
外から見えやすい場所や外壁塗装などの大規模リフォームと同時に行うなら、はつり工法との比較検討が必要かもしれません。
「リフォームで窓枠交換!断熱性能アップで結露とサヨナラ!」まとめ
今回は窓のリフォーム、その中でも特に窓枠交換のリフォームについてご紹介しました。
窓のリフォームにはいくつか方法があり、住まいの悩みによって適したリフォームを選ぶことができます。
特に窓の結露にお悩みなら、窓枠を樹脂製のものに交換することで、結露とサヨナラすることができますよ。
結露は窓を拭く作業が大変なのはもちろん、アレルギー疾患の原因にもなるダニやカビの発生も招いてしまうため、健康のためにも結露とサヨナラできることはとても重要なことです。
窓枠交換なんて大がかりなリフォームはちょっと…と悩んでいる方は、窓枠交換でも工法によって取り入れやすいものもありますので、この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
窓枠のカバー工法については、こちら!
【リフォーム】玄関増設のあれこれ!完全分離型二世帯住宅の玄関
増設とは、今あるものに加えてさらに設置するという意味です。
玄関が1つだけというお宅がほとんどだと思いますが、おうちにもう一つ玄関を増設する方法をご紹介します。
例えば二世帯住宅へリフォームするときに、キッチンや浴室だけでなく玄関も増設して2つにする選択肢もあるんですよ。
完全分離型の二世帯住宅へのリフォームは大規模な工事になることが多いですが、今回は玄関に焦点をあてて、玄関を2つにするとしたらどのように増設していくのかを考えるお手伝いができればと思います。
二世帯住宅で玄関を増設して2つにする意味
二世帯住宅の場合、玄関を増設して2つにすることにより外出・帰宅の動線を分けることができます。
家に占める玄関スペースの割合が高くなるため、居住スペースが狭くなるという唯一の欠点はあるものの、過干渉を防ぎ、生活パターンが違ってもお互い気兼ねなく暮らすことができます。
友人を招きやすいし友人側も足を運びやすいというメリットもあるんですよ。
玄関の増設スペースの確保という課題はやはり気になるという方もおられると思いますが、その対策についてはリフォーム例とともに記事後半に載せていますので最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
リフォームで玄関増設する場所
完全分離型の二世帯住宅は、区切り方によって縦割り方式と横割り方式に分かれます。
それゆえに住宅において玄関の増設を施す場所は、縦割り方式の二世帯住宅の場合は1階、横割り方式の二世帯住宅の場合は2階になります。
- 縦割り方式:内壁で完全に分離された、まるで長屋のような2棟にも見える住宅
- 横割り方式:二世帯が1階と2階に分かれて暮らす住宅
どちらにもそれぞれの良さがあります。その反面、どちらにも困った点があるので次で考えていくことにしましょう。
【リフォームで玄関増設する前に】方式別のメリット・デメリット
完全分離型の二世帯住宅における方式別のメリットとデメリットを表にまとめましたのでご覧ください。
縦割り方式 | 横割り方式 | |
メリット | 同居というより隣人感覚で適度な距離間を築きやすい。 | 縦割りよりリフォームしやすく費用の調整がつきやすい。 |
デメリット |
・間取りの大きな変更が必要なので費用がかさむ。 ・縦で分割するのである程度の土地面積が必要。 ・親世代の階段昇降が将来的に問題となってくる場合がある。 |
・生活音や振動による問題が発生しやすい。 ・風雨にさらされる外階段はメンテナンスが必要。 |
経済面で助かる横割り方式の二世帯住宅へのリフォームは、とても魅力的ですがデメリットにある生活音や振動による問題というのが気になりますよね。
親世代と子世代では生活リズムが異なる場合が多く、生活音が響くことでストレスの原因になりやすいです。
洗濯の時間帯に配慮したり、テレビの音量を下げたり、そ~っと歩いてみたりしても限界があり、対処しきれない場合があります。
ではハード面で考えることにしましょう。対策にはどのようなものがあるのでしょうか?
生活音は上下階の間取りの取り方や遮音対策によって軽減することができます。
具体的には
・床に防音カーペットを敷く。
・床や配水管周りへの吸音材の使用。
・キッチン、浴室などの水回りの間取りは上下階で同じ位置にそろえる。
などです。
間取りを上下階で合わせると配管がシンプルになりコストダウンにもつながります。
次にもう一つの振動についてですが、歩行など人の行動から発生するのが主なので、床への防振ゴムの使用で軽減できます。
方式別のメリット・デメリットや取れる対策についてお話しました。あなたならどの部分に惹かれ、どうリフォームを実現させたいですか?
リフォーム準備として皆でしっかりと話し合いましょう。
「親世代・子世代全員で話し合いを重ねることは、リフォーム成功のためには決して欠くことができない」ということを忘れてはいけません。
リフォームによる玄関増設はどんな工事?
玄関の増設についてイメージを膨らませるために増設工事の内容を紹介します。
1階に増設する場合と2階に増設する場合で必要な工事が異なってきます。
1階に増設する場合の工事内容
- ドア取り付け
- 床・壁・天井の補修
- 土間・タイル・クロス工事
- 収納の作成
2階に増設する場合はこれら上記に加えて外階段の設置が必要となります。
増設リフォームの費用相場は1階玄関の場合だと50万円前後、2階玄関の場合は100~200万円です。
かなりの価格差がありますが、外階段をどういうものにするかどうかで変わってきます。
例えば、あらかじめ形状が決まっている既存のメーカー品を取り入れるか、一から造る特注品を選ぶかで大幅に費用が異なるのです。
引用:パナソニック リフォーム
住宅の外階段の施工例です。
アルミ製なので錆びにくく傷みにくい特徴があります。
短所だった外階段の劣化に対するメンテナンスも楽に済みます。
次は玄関リフォームのデザイン例です。
序盤でも述べたように、そもそも住宅に玄関を2つ持たせるには居住スペースが狭くなってしまう覚悟が必要になります。
しかしそれはある部分の工夫により、玄関の内側スペースが少々狭くても最大限広く使えるような作りにすることができます。
引用:リノベる
その鍵は"上がり框(かまち)"にあります。
上がり框は、内と外とを分けるための段差に取り付けられた横木のことをいいます。
写真にある玄関は、この上がり框を斜めに設けることで土間を広く見せ、靴の脱ぎ履きに十分なスペースができています。
他にはカーブ状やコの字型など空間を有効活用できる多種多様な形状にすることができます。
僕はこのことを初めて知ったとき、壁に対して垂直につけるという当たり前のことが当たり前じゃなくなっているという発想に感動しました。
リフォーム 玄関増設時の注意点
次に玄関増設の際の注意点をお話します。
1階・2階いづれの場合も当てはまりますので良かったら参考にしてください。
◆増設する位置はご近所さんの迷惑にならないようにする。
これからも永く住むためのリフォームです。
トラブルを避けるためあらかじめ相談しておくほうが無難です。
◆ドア開閉時のスペースを確保する。
ドアの開閉によって人がドアをよけるスペースも考える必要があります。
スペース確保が難しい場合は引き戸を考えます。
最近は洋風の家でもマッチするデザインのものもたくさんあります。
これまでの話からあなたのお宅の玄関イメージは湧いてきましたか?
2階の場合は外階段の設置が必要になることをお話しましたが、たくさんの荷物を持っている場合や小さなお子様連れとなる場合だと外階段の利用は大変ですよね。
日常生活の流れを十分に確認し、結果として満足できるようリフォーム内容を決めていきましょう。
◆忘れてはいけない!建築確認申請
さいごに、+αとして建築確認申請のお話をしたいと思います。
建築確認申請とは、予定する工事が建築基準法や都市計画法などに適合するかを工事前に公的な機関に審査してもらう制度のことです。
この制度が義務付けられることで災害があっても人命が守ることのできる強い建物を作られることが担保されています。
リフォームの際の建築確認申請は、一般的な木造2階建ての住宅であれば不要な場合がほとんどです。
木造3階建てや鉄筋2階建ての住宅では、大規模な工事を行う場合に原則確認申請が必要になります。
申請書により確認を受けて確認済証が交付されれば工事が始められます。
もし確認申請を行わず工事を進めてしまった場合、工事途中でも中止せざるを得なくなることもあります。
建築確認申請について概要をお話しましたが、本当に確認申請が必要なのかどうかは素人の判断だけでは難しいです。
確認申請のための書類をそろえるのも非常に骨の折れる作業になってきます。
確認申請も含め、経験豊富で信頼できるリフォーム会社に依頼するのがおすすめです。
リフォームで玄関増設まとめ
今回のまとめは、このようになります。
・完全分離型二世帯住宅へのリフォームは玄関の増設が必要。
・スペースがあれば玄関増設はできる。
・玄関増設により二世帯間でお互いに気兼ねなく生活できる。
・縦割り方式の二世帯住宅にしたい場合は1階に、横割り方式の住宅にしたい場合は2階に玄関を増設するとよい。
・建築確認申請が必要なリフォームもあるのでプロに依頼してしっかりと確認する。
最後までお読みいただきありがとうございました。
玄関増築の費用については、こちらをご覧ください!
リフォームで窓を増やす!費用日数やメリット気になるポイントを解説
「日当たりが悪くて部屋が暗い」「風通しが悪くてどよーんとする」などと悩んではいないでしょうか?
そういった悩みがあると窓を増やしたいと思いますよね。
窓を増やせば日当たりの悪さや風通しの悪さの悩みを解決することができます。
窓を増やすとなると費用やどれくらいの日数がかかるのか気になると思います。
詳しく解説しましたので見ていきましょう。
リフォームで窓を増やすメリット
■日当たりの良い家になる
窓を増やすと太陽の光が入ってくるので日当たりが良い家になります。
日当たりが良いとポカポカしたいい日差しが入ってきてきもち良いですよね。暖かい日差しを浴びながらのお昼寝は最高です。
日当たりが良いと電気をつけなくても部屋が明るくなるので、電気代を節約できるのでいいですよね。
また、部屋干しするときも日当たりが良いと洗濯物が乾きやすくなります。
外で干すと「ホコリや花粉がついて室内で干したい!」という人には日当たりが良くなると嬉しいですよね。
■風通しが良くなる
風通しが悪いとどんよりとした空気が溜まって息苦しくなりますよね。
そして、湿気がたまってカビやシロアリの被害の原因となります。
シロアリの被害は意外と多いので他人事と思わず注意した方が良いです。
カビがあると健康面で悪影響をもたらしますし、シロアリが発生すると家の寿命が短くなってしまいます。
しかし、風通しが良いとそのような危険性の可能性が低くなります。
また、風通しが良いと新鮮な空気が入ってきて気持ちいいですよね。
新鮮な空気が入ってくる空間は快適に過ごせて最高です。
■景色を楽しめる
家の周りが自然豊かで美しい形式だったら、家の中から景色を楽しめたらいいですよね。
外で景色を楽しむのも良いですが、家の中からリラックスした状態で景色を眺めるのも最高です。
家事の合間に綺麗な景色を眺めながらコーヒーを飲んで一息なんてつけたら、疲れが吹っ飛んでいきそうですよね。
■開放的な空間になる
家の外壁に窓を取り付けるだけでなく、家の中の壁に窓をつけることで見渡しが良くなり開放的な空間になります。
家が広く感じますし、家族の様子を見守れるのが良いですね。
小さいお子様がいる家庭だと子供の様子を常に把握できるので嬉しいです。
何かあった時にすぐに対応できるのが開放的な家の良いところです。
窓を増やす注意点
窓を増やすとメリットがありますが、窓を考えて増やさないと思わぬデメリットもあります。
■視線が気になる
人通りの多いところで窓を増やすと外から家の様子を見えるので、視線が気になります。
視線がきになると家にいてもリラックスができないので良くありません。
視線を気にしてカーテンをしてしまうと日当たりが良くなるというメリットもなくなってしまうので、窓を設置する場所に注意しなければなりません。
人通りの少ない場所や2階以上の部屋で窓を増やすことをオススメします。
■外は暑く、冬は寒くなる
窓を増やすと気密性が落ちてしまいます。
気密性が落ちることで、小さな隙間から夏は強い日光で部屋が暑くなり、冬は外から冷たい空気が入り込んでしまいます。
その結果、冷暖房が効きにくくなり、快適に暮らせなくなったり光熱費が高くなってしまいます。
■家具の置き場所が少なくなる
基本的に窓の前には家具を置かないので、窓を増やすと家具の置き場が少なくなります。
家の広さや家具の数を把握しておかないと、後々家具が置けなくて困ったということになりかねませんので注意しましょう。
窓を増やすのにかかる日数
窓を増やすのにはどれくらいの日数がかかるのでしょうか?
壁に穴を開けたりと大規模な工事が必要なので1日で気軽にできるようなことではありません。
窓の大きさや家の状態、業者によって完成までの日数が変わってきますが、1週間ぐらいが一般的です。
窓を増やすのにかかる費用
気になるのが窓を増やすのにかかる費用ですよね。
お値段はどこに窓をつけるのかによって変わってきますが、10万〜50万ぐらいが相場になってきます。
窓を増やす場所 | 費用 |
リビングの窓 | 10万〜40万 |
天井窓 | 30万〜50万 |
キッチンの窓 | 30万 |
玄関窓 | 20万 |
室内窓 | 10万 |
室内窓が10万で一番安く、天井窓は最大で50万と一番高いです。
天井窓は天井を解体する必要があるので、難易度が高くて手間もかかるので一番高くなります。
リフォームで窓を増やす!費用日数やメリット気になるポイントを解説
- 窓を増やすリフォームは1週間ぐらいかかる
- 費用は10万〜50万が相場
今回は窓を増やすことのメリットや注意点、費用などを解説しました。
窓を増やすと日当たりが良くなったり、開放的な空間になるなどメリットもありますが、設置場所を間違えると外からの視線が気になったり、気密性がなくなったりとデメリットもあります。
このようなデメリットをカバーするためにプロの専門業者と良く相談してリフォームすることをオススメします。
玄関ドアをおしゃれにリフォーム!引き戸からドアにするメリットとは?
「玄関の引き戸をドアにリフォームしたいけど、実際できるの?」
と思われる方は多いのではないでしょうか?
結論からいうと、引き戸をドアにリフォームすることは可能です。
引き戸にもメリットはありますが、ドアにすることで得られるメリットも沢山あります。
家の印象を左右する玄関ドア。どうせならおしゃれで機能性の高いものにしたいですよね。
この記事では、
- 劣化などの理由で、引き戸からドアにリフォームしたいと思っている方
- リフォームを考えているけど、引き戸かドアのどちらにしようか迷われている方
に向けて、玄関をドアにするメリットや費用、おすすめの玄関ドアをご紹介していきます。
玄関を引き戸からドアにするメリット
引き戸にもいいところはありますが、ドアが優れているといわれている点は以下のとおりです。
・断熱効果が高い
・防犯性がある
・デザインの種類が豊富
ドアは気密性、水密性がよく断熱効果が高いのが特徴です。近年引き戸でも気密性、断熱効果が高いものが販売されていますが、やはり構造上ドアと比べると劣ります。
また防犯性も高く、デザインの種類がたくさんあるのもドアのメリットです。
ドアは引き戸に比べると開口部が狭くて、ドア自体がドア枠と密着する構造になってるから断熱効果や防犯面で優れています。
ドアの種類はどんなものがあるの?
玄関ドアの種類は、
- 片開きドア
- 両開きドア
- 親子ドア
- 袖つきドア
の4種類があり、どれを選択するかで印象や使い勝手が違ってきます。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
■片開きドア
引用:RoomClip
ドア1枚で構成されたもので、左右どちらかに開閉するものです。
一般的によく使用されるドアで上の例のように採光のスリット窓がついているものや、通風のための窓がついているものもあります。
■両開きドア
引用:RoomClip
左右2枚の扉が大きく開くドアで、見た目の豪華さと重厚感を演出できます。
ただ従来のドアの2倍の横幅が必要なので、選ぶ際には注意が必要です。
■親子ドア
引用:RoomClip
親子ドアは片開きのドアに子扉がついたドアのことです。
子扉も開閉することができるので開口が広くとれ、大きな荷物の出し入れに便利です。
■袖付きドア
【片袖】
引用:RoomClip
【両袖】
引用:RoomClip
片開きドアの袖に固定された窓がついているもので、上の例のように「片袖」と「両袖」の2種類があります。
窓から光を取り込むことができるので、北側玄関のお家や明るい玄関にしたい方におすすめです。
引き戸からドアにする費用
引き戸からドアにリフォームするには、
ドアの製品価格:20~40万円
施工費:5~20万円
が平均的な相場となります。
ドアの種類によっても費用がかわってきますが、注意したいのがサイズです。
既存のドア枠(引き戸の枠)をそのまま使用して施工する方法を「カバー工法」といいますが、引き戸からドアにする場合、ドアの方が面積が小さいことが多く、サイズ合わせの壁造作に別途費用がかかります。
カバー工法で施工したいのでしたら、先ほど紹介した「両側袖つきドア」がおすすめです。サイズが既存の枠と合いやすく壁の造作をしない分、費用をおさえることができます。
見積は無料で行っているところがほとんどです。費用はそれぞれのお家によって異なりますので、まずはリフォーム会社に相談し見積をとってみましょう。
おすすめの玄関ドアとオプション
最後に玄関ドアで実績のあるメーカー「LIXIL」と「YKK ap」から、おすすめのドアをご紹介していきます。
ぜひドア選びの参考にしてみてください!
■LIXIL
リシェント玄関ドア3
引用:RoomClip
LIXILのリシェントは豊富なデザインバリエーションと優れた断熱性が特徴です。
オプションでボタンを押すだけで開閉する電池式の「タッチキー」やカード、携帯をかざすだけの「カザス」という鍵に変更することができます。また、どちらもオートロックを設定できるので、鍵の閉め忘れの心配もありません。
引用:LIXIL
ボタンをおすだけで開くなんて車みたいですね!
いちいち鍵を探さなくていいからすごく便利。タッチキーは設定した人の満足度が高いようです。
■YKK ap
断熱玄関ドア ヴェナートD30
引用:RoomClip
こちらの玄関ドアは「ナチュラル」「シンプル」「エレガント」「シック」の4つのタイプからデザインを選ぶことができ、カラーバリエーションも豊富です。
また先ほどと同様、キースタイルもタッチやカードで開閉できる電動の「スマートコントロールキー」か、「手動錠」のどちらかを選択できます。
玄関の引き戸リフォームまとめ
今回は玄関を引き戸からドアにするメリットや費用、おすすめの玄関ドアをご紹介しました。
玄関のドアは家全体の印象を決めるうえ、防犯や断熱の面で暮らしに安心と快適さをもたらす大切な役割を持っています。
リフォームする際は慎重にデザインや機能面を考慮しましょう。
また、カタログなどの写真でみるのと実物では色味などのイメージが異なる場合があります。失敗しないためにも、是非お近くのショールームに足を運んでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。