玄関と窓大好きおじさんのブログ

玄関と窓のリフォームについて、みなさんに有益な情報をお伝えしていきます。

リフォームで窓を塞ぐ!?あなたを悩ませる窓にサヨナラしませんか?

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開放的で明るい空間を演出したり、採光や換気などの実用的な用途でも重要な窓。

 

そんな窓を邪魔だと感じたことはありませんか?

 

窓があることで置きたい場所に家具が置けなかったり、隣家からの視線が気になったり、結露が気になったり…

 

でも、窓なんて無くせないよね、とあきらめることはありません!

 

窓は塞ぐことができるんです!

 

今回は窓を塞ぐ方法や、そのことで起きるリスクについてご紹介します。

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窓を塞ぎたい時はどんな時?

 

窓を塞ぎたいと思う理由はどのようなものがあるのでしょうか。

 

窓を塞ぎたい理由

✔家具が置けない

✔隣家の視線が気になる

✔結露が発生する

✔西日が強い

 

中古住宅の購入などの場合、部屋のレイアウトを考える上で窓の位置は悩みの種になりがちです。

 

無理に窓の前を塞ぐように家具を入れると、結露などの発生で家も家具も傷める結果となってしまう場合もあります。

 

また、窓は家の断熱性や気密性にも大きく関わるため、結露や冷暖房効率などの悩みにも直結します。

 

 

窓を塞ぐ方法

 

窓を塞ぐといっても、窓枠をそのままに窓の材料だけを変更したり、文字通り壁で塞いだりと、方法は様々です。

 

また、窓はそのままに雨戸やシャッター、室内側の扉を取り付けるなど、追加設備を取り付けることで窓に関する悩みを解決できる場合もあります。

 

今回は、窓を塞ぐ=開口部をなくすという視点で、「窓や窓枠をそのまま利用する方法」「窓枠を取り外して壁にしてしまう方法」について詳しくご紹介したいと思います。

 

■窓や窓枠をそのままに窓を塞ぐ方法

もし外壁工事を行わずに内側だけ窓を塞ぎたいのであれば、窓や窓枠はそのままにして窓を塞ぐ方法がより手軽でおすすめです。

 

窓の上から石膏ボードを貼るなどして、内側が壁になるようにする方法や、窓枠だけを残してパネルをはめ殺しにする方法があります。

 

期待できる効果

・視線や日光を遮る

・結露を抑える

・断熱性能が上がる

 

こちらのリフォームであれば、外壁の修繕などのタイミングに合わせて本格的に壁にしてしまったり、やっぱり窓に戻したりと変更も簡単です。

 

まずは窓を塞ぐとどうなるのかを試すために行ってみてもいいかもしれません。

 

■窓枠を取り外して壁にしてしまう方法

窓枠まで取り外して、完全に壁にしてしまう方法もあります。

 

壁になるので、前段でご紹介した「窓枠をそのままにしておく方法」で期待できる効果はもちろん、その他にも以下の効果が期待できます。

 

期待できる効果

・家具などが設置しやすくなる

・構造上の補強になる

 

こちらの方法だと、内装、外壁共に工事が必要です。

 

窓を壁で塞ぐリフォーム手順

1.窓サッシや窓枠を取り外す

2.窓の開口部に壁の骨組みを作り、下地を整える

3.断熱材を入れる

4.内装側に石膏ボードやベニヤ板を貼る

5.内装を壁紙などで仕上げる

6.外壁側をモルタルやサイディングなどで仕上げる

 

窓を塞ぐためのリフォームだけを行う場合は、内装材や外壁の見た目がその部分だけ違って見えることがあるので、注意が必要です。

 

周囲の壁と色を合わせようとするよりも、あえてアクセントのように色を変えるなどするか、外壁の大規模リフォームの際に併せて行うことをお勧めします。

 

 

窓を塞ぐリフォーム実例

 

では実際に窓を塞ぐとどのように変化するのでしょうか。

 

ご紹介した、窓や窓枠をそのままに窓を塞ぐ方法と、窓枠を取り外して壁にしてしまう方法の実例をご紹介します。

 

■窓や窓枠をそのままに窓を塞ぐ方法

窓はそのままに、窓枠部分に下地の枠を作り、断熱材を敷き詰めて壁に仕上げます。

 

窓枠部分が残っているのでその部分が目につくかもしれませんが、窓はそのままで壁にしているため、窓に戻したい時には壁部分を撤去するだけで窓に戻すことができます。

 

窓の外側からは壁の下地や断熱材が見えるため、目立つ窓には向いていませんが大きな工事にはならないため取り入れやすいですね。

 

■窓枠を取り外して壁にしてしまう方法

 

引用:エコリフォーム

 

こちらは赤く色づけされた左側の小窓を塞いで壁にした実例です。

 

大規模リフォームに合わせて行われたので、室内、外壁共に窓があったことはわからない仕上がりになっています。

 

ここまで自然に壁になるなら、大規模リフォームの際には不要な窓を塞ぐことを検討する価値がありますね。

 

 

窓を壁で塞いだ場合にリスクはあるの?

 

設計段階から配置されている窓を壁で塞ぐことは、何らかのリスクがあるのでしょうか。

 

意外にもきちんと施工されていれば、雨漏りなどのリスクは窓のままの場合とそう変わりないようです。

 

ただ、窓を壁で塞いだ後にまた元の窓に戻したくなっても、そう簡単にはできませんので、決断は慎重に行ってください。

 

また、開口部が減ると換気がうまくいかなくなる場合もあります。

 

家を長持ちさせるには換気は重要ですので、開口部が減った分換気時間を長くしたり、こまめに換気を行うように心がけて下さい。

 

 

リフォームで窓を塞ぐ!?あなたを悩ませる窓にサヨナラのまとめ

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今回は、邪魔だと感じている窓を思い切ってリフォームする方法と、そのリスクについてご紹介しました。

 

窓を塞ぐといっても、完全に窓をなくす方法から、窓を残したまま追加設備を取り付けて悩みを解消する方法まで、様々な方法があります。

 

大がかりなリフォームをしなくても悩みが解決できるって嬉しいですよね!

 

 ただ、窓を塞いだ場合には、開口部が減った分換気量が減るため換気時間を長くするなどの対処が必要ですので注意してください。

 

「窓を塞ぐ」リフォームで、あなたの悩みにサヨナラしましょう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 窓をなくすリフォームの費用については、こちらの記事をご覧ください!

genkan-mado.hatenablog.com

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